試料埋込機

試料埋込機 CTM シリーズ

研磨時の試験片と樹脂のダレ(段差)を防止し、水平な面出しが可能になります。樹脂にマッチした加圧力、加熱温度、保持時間、冷却温度、冷却速度等々の細かなレシピを保存することで、選択して簡単にサンプルづくりが出来ます。レシピ選択とスタートボタンを押すだけで、個人差の無い安定した高品質なサンプルづくりが可能です。

アイテム 仕 様
モデル名 CTM-50S CTM-40
クローズドシステム 回転スライド式
制御方法 自動制御
モールドシリンダー Φ25㎜、Φ30㎜、Φ31.75㎜、Φ32㎜、Φ38.1㎜
Φ40㎜、Φ50㎜
変更可(受注時に選択)
Φ25㎜、Φ30㎜、Φ31.75㎜、Φ32㎜、Φ38.1㎜
Φ40㎜
固定(受注時に選択)
シリンダー加圧設定 2500psi ~ 4500psi
加熱設定 50℃ ~200℃  (保持時間 1~99分)
冷却設定 40℃ ~60℃
冷却速度設定 早い、普通、遅い(選択可能)
冷却水供給 水圧 2L/分 以上
冷却タンク クーラントラジエター付きタンク (水圧4L/分)(オプション)
操作パネル 7インチ カラーLCDタッチスクリーン
樹脂設定 設定保存・呼び出し可能 最大15種類
機体重量 94㎏ 88㎏
機体寸法 W410㎜ x D600㎜ x H595㎜
電源 AC100V / 2200W  AC200V / 2200W

試料埋込機 硬さ試験の試験片、顕微鏡による組織観察や各種評価試験の試験片を樹脂に埋込む装置です。試験片研磨の前処理として使用します。試験片と樹脂を同時に加熱、加圧することにより試験片と樹脂が隙間なく密着し成形できるため、試験片の研磨時のダレ(試料と樹脂に段差が出来る)を防止します。成形後の試験片は研磨時に手で持ちやすくなり、また自動研磨機へのセットも可能になります。熱硬化性のフェノール、エポキシ、ジアリルフタレート、アクリル等の樹脂を試験片の材質や硬さ、目的に応じて使い分けます。